投資

paypayボーナス運用(チャレンジコース)の落とし穴




 

初めまして。ともり(@tomor1nn)と申します。

今回はPayPayボーナス運用のチャレンジコースについて、皆さんがあまり気にしていない落とし穴について解説します。

・少しでもPayPayyボーナス運用で増やしたい

・これからの資産形成としてPayPayボーナス運用を活用したい

と思っている方は是非読んでください。

※投資に絶対はありません。個人的にこういう考えで運用していけば資産が増大する可能性が高いと思って書いています。自己責任でお願いします。

※初心者でもわかるように、かなり話を単純化して書いています。厳密には間違っている箇所もあると思いますが大目にみて下さい。

なぜPayPayボーナス運用を推奨しているのか

まず、paypayボーナス運用を私が推奨している理由には下記があります。

①手数料が無料(証券口座で運用しようとすれば、信託報酬という手数料が発生します。)
②口座開設が不要。手軽に始められる。
③1円から運用可能
④いつでも出し入れ可能
⑤あくまで還元によるボーナスでのみの運用のため、余剰金で投資できる。
⑥毎週月曜のみプチ裏技を使って資産を増やすことができる。

逆にデメリットは以下のように考えています。

①現金で引き出すことができない(←これが個人的に一番きつい)
②PayPayボーナスでしか運用できない
③1日最大10万、月最大50万~200万までしか追加(買い物も)ができない
(追記:人によって利用上限が違うみたいです)

個人的にはメリットの①と⑥が大きいです。手数料無料は大きいですよね。例えばチャレンジコース(SPXL)を証券口座で投資しようと思えば年1%の手数料がとられます。

それがPayPayボーナス運用では無料!しかもプチ裏技ができる。(プチ裏技については、今回説明を省略します。詳しくは私のTwitter(@tomor1nn)まで)

PayPayボーナス運用の選べるコースについて

paypayボーナス運用には皆さんもご存知のように二つのコースがあります。

詳しい説明は省略しますが、どちらもS&P500というアメリカの代表的な約500社の株価指数に連動したETFで、

チャレンジコースはSPXLというETFでS&P500の3倍の値動きをします。

スタンダードコースはSPYというETFでS&P500とほぼ同じ値動きをします。

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直近1年間の値動き

実際ここ直近1年での①S&P500、②SPY(スタンダードコース)、③SPXL(チャレンジコース)の値動きを見てみましょう。

①S&P500

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②SPY(スタンダードコース)

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③SPXL(チャレンジコース)

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①S&P500と②SPY(スタンダードコース)は、ほとんど同じ値動きであることは理解できるかと思います。

しかし、③SPX(チャレンジコース)について、疑問に思った方がいるんではないでしょうか。チャレンジコースはS&P500が1.5倍になったのに対して、3倍しか上がっていません。S&P500の値動きの約2倍です。S&P500の値動きの3倍ではありません。これがチャレンジコースにおける落とし穴です。
(しかし、この1年は恐ろしい伸び率です。お金を預けるだけで資産が3倍になっています。。。)

本題:チャレンジコースの落とし穴

例えば超単純なケースを考えてみましょう。

(ここでは分かりやすく株という単位だったり、税金がどうだとかは抜きにして考えます。)

ここでは、以下の条件で検証していきます。

・S&P500の評価額が1株10,000円であると仮定
・1日目に10,000円を使って運用。
・2日目は、S&P500の評価額が9000円まで下落する。
・3日目は、S&P500の評価額が10,000円まで回復する。
・上記の場合で①S&P500、②スタンダードコース(SPY)、③チャレンジコース(SPXL)にそれぞれ投資した時の資産の動きを見ていきましょう。

①S&P500をを10,000円(1株)購入した場合

1日目:10,000円で1株購入

2日目:9,000円まで下落(-1000/10000×100=10%下落)。この時点での1株の評価額は9000円(含み益-1000円)

3日目:10,000円に回復(10000/9000×100=11.1%上昇)この時点での1株の評価額は10,000円

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結局10,000円まで戻ってきたので徳も損もしていません。
ここで注目してほしいのが下落率と上昇率です。
10%下落して10%上昇ではなく、10%下落して11.1%上昇しています。(10000/9000×100=11.1%上昇)

②スタンダードコース(SPY)を10,000円購入する

次にpaypayボーナス運用のスタンダードコース(SPY)を10,000円購入した場合はどうなるか。これは先ほども説明した通りS&P500とほぼ同じ値動きになります。

S&P500が10%下落したら、スタンダードコース(SPY)も10%下落します。(※多少ずれはあります)11.1%上昇したら、スタンダードコース(SPY)も11.1%上昇します。

つまり①のS&P500を買うのとほぼ変わらない値動きになり、徳も損もしない形となります。

③チャレンジコース(SPXL)を10,000円購入する

次にチャレンジコース(SPXL)を見てみましょう。

チャレンジコースはレバレッジ3倍ETFのため、上昇も下落も3倍になると考えて下さい。S&P500が10%下落したら、チャレンジコース(SPXL)30%下落します。S&P500が11.1%上昇したらチャレンジコース(SPXL)は33.3%上昇します。

1日目:10,000円購入(評価額10,000円)

2日目:S&P500が10%下落したので、チャレンジコースは30%下落(評価額10000×0.7=7000円)

3日目:S&P500が11.1%上昇したので、チャレンジコースが33.3%上昇(評価額:7000円×1.333=9331円)

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これが落とし穴です。S&P500の株価は10,000円まで戻ってきたのに、評価額は9,331円になり669円損(約7%損)しています。アメリカの成長を期待して投資を続けていても、今回のパターンのように、一回下がって、上がってを繰り返すとその分損します。極端な話、1年間株価が変わらないボックス相場の場合、株価は変わってないのに、チャレンジコース(SPXL)の評価額はマイナスになっていることだってありえるのです。

・株価変動が、箱の内部に収まっているような動きを見せる相場をボックス相場と言います。

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結局どうすればいいのか

あくまでチャレンジコース(SPXL)は短期推奨で長期運用には向いていません。いつかくる暴落でいままで積み上げてきた資産が一気になくなる可能性もあります。
たとえ米国の未来を信じて長期的に運用しようと思っても、チャレンジコースで運用して資産がほぼ0になっては元も子もありません。むしろその暴落のタイミングで投資するべきです。

ただし、PayPayボーナス運用の場合は投資したいと思ってもポイント還元からでしか投資できないため、ほとんどの方が大きく投資できないと思います。少額の投資であれば少しぐらいリスクをとってチャレンジコースで運用するのもよいと個人的には思っています。運用額5000円だと1%上昇しても50円にしかなりませんからね。。。個人によってリスクをとっていい資産は違うので、自分の許容額と相談して決めて下さい。

額が大きくなればスタンダードコースを強く推奨します。人は損には耐えられず、もう無理だと思って、損を受け入れられなくなります。最初に長期的に運用しようとして投資を始めたのに、メンタルがぶれぶれで損切りしては意味がありません。

また、デイトレーダーなら別ですが、頻繁に出し入れする方法はあまり推奨しません。私も普段は仕事をしているので、チャートやファンダの情報を一日中追っているわけではありません。長い目で見て、米国株が上昇すると思って気長に投資するのがベストだと思います。ただし、あくまでボーナス運用なので、楽しみ方はひとそれぞれです。上がる!と思って追加して、下がる!と思って引き出してを繰り返すのも楽しみ方の一つです。

以下に投資に慣れていない方におすすめの運用方法を一例あげておきます。

・5万円まではチャレンジコースで運用
・それ以外はスタンダードコースに自動追加設定
・月曜のプチ裏技のときだけチャレンジコースに追加したり、抜いたりする

例ではチャレンジコースの運用額を5万円までとしましたが、私はチャレンジコースに11万円ほど追加しています。しかしリスクが大きいので、これ以上は増やすのはやめて少しずつスタンダードコースで運用するようにシフトしていき、最終的には全てスタンダードコースでもいいかなと思っています。

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まとめ

・S&P500が元の評価額に戻ってもチャレンジコース(SPXL)は元の価格には戻らない。上昇率、下落率で理解するべき。
・今(2021年4月時点)のような超上昇トレンドであればSPXLは最強。資産を大幅に増大できる。
・いつかくる暴落に備えて、リスクをできるだけ減らすことが投資における最大の戦い方。
・ボックス相場には弱い。
・チャレンジコース(SPXL)はハイリスクハイリターン。自分がなくなっても生活に支障がでない額であれば挑戦する価値あり。
・個人的資産配分はチャレンジコースに5万、それ以外をスタンダードコースで運用。チャレンジコースの評価額が大きくなればリバランスして5万円に戻す。

以上です。長々とありがとうございました。

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