2023年5月より、auじぶん銀行の「Pontaポイントがたまるお取引」において、ポイント加算条件が一部変更・追加になりました。
ポイントだけに絞ってざっくりまとめると下記の通りです。
2023年4月まで:毎月約200円のコストで最大1,680P(年間20,160P)
2023年5月から:毎月最大180P、3か月に1回約100円のコストで750P(年間5,160P)
2023年5月からの変更点について
5月からの変更点について以下の表にまとめました。
①入金、②口座振替、③キャッシュレス決済は前回と変更なく、プレミアムの場合毎月最大180Pを獲得できます。
④が大きい変更で、これまで10万円を積立ててすぐ円へ戻していましたが、それが前月と当月に払い戻し取引があるとポイントの対象外となってしまいます。また、積立の上限も5万円(最大750P)と下がりました。
例えば、4月に円の払い戻しがある場合、5月はポイント獲得の対象外になるため、5月は積立する意味がありません。6月から対象になりますが、6月中に円に払い戻しすると対象外になってしまいます。
→よって、6月末に積立を行い、7月になってすぐ円に払い戻しすれば6月はポイント獲得の対象になります。しかし、7月と8月は対象外となるので次のチャンスは9月となります。ただし、前回みたいにすぐ円に戻すことができず、外貨を一定期間保持するリスクが発生します。コストは約100円なので期待値上は約650Pのプラスになることを考えると取引する価値はあると筆者は考えています。
⑤は、FXの1万通貨で150P、最大10万通貨で1,500Pとなりますが、そもそも1万通貨を取引するとスプレッド差で200円のコスト(ドル円の場合)が発生するため、50円の赤字(10万通貨で500円の赤字)です。よって⑤をする必要がありません。
まとめ
毎月180Pは獲得できますが、「④積立投資」が3か月に1回750Pという変更になりました。また、リスクが前回より少し上がりました。
ポイント獲得方法について
まずは毎月ステージをプレミアムにする必要があります。プレミアムになる方法と前回と変更がない「①入金」、「②口座振替」、「③キャッシュレス決済」の詳細は前回のブログを参照下さい。→<参考>変更前のブログ
①、②、③については簡潔に以下にまとめておきます。
①入金・・・定額自動入金でクリアしましょう。
②口座振替・・・auPAYカードを毎月利用し、auじぶん銀行で引き落としするようにしましょう。(auPAYカードを利用することで金利が0.05%UPするのでおすすめ)auPAYカードの利用はauカブコム証券で積立するか、Amazonギフト券のオートチャージがお勧めです。
③キャッシュレス決済・・・auじぶん銀行からPayPayに10万円チャージ→PayPay銀行に出金→定額自動入金でauじぶん銀行に入金で10万円を毎月1回すればクリアとなります。
④外貨自動積立によるポイント獲得方法
これは先述したように、3か月に1回だけチャンスが来ます。4月に円に戻した場合は最初のチャンスは6月30日です。円の払い戻しの最速日は7月1日の午前0時です。これについて解説します。
まず、取引除外日は土曜日の下記時間と日曜日と取引先の祝休日となります。(ドルだと米国の祝休日)
米ドル・ユーロ・豪ドル・ランド・NZドルの場合
月曜日 7:10~翌7:00
(サマータイム 7:00~翌6:00)
火曜日~木曜日 7:20~翌7:00
(サマータイム 6:20~翌6:00)
金曜日 7:20~翌6:50
(サマータイム 6:20~翌5:50)
積立時間は外貨自動積立の設定上、午前10時で固定です。
円の払い戻し可能時間は基本的に0:00ですが、取引除外日の場合は注意してください。
よって、これをまとめた表が以下の通りとなります。以下の表は2023年の米国カレンダーつまりドルの取引時間を示しています。ユーロの場合でも今回のPontaポイントの取引可能日は同じ日程になるため省略します。

4月に円の払い戻しをした人は最初のチャンスが6月30日です。7月1日は土曜日ですが、午前5:50までは取引可能です。よって、7月1日(土)の午前0時が円払い戻しの最速時間となります。5月30日~6月29日の間に外貨自動積立を設定しておいてください。積立が完了したら解除もお忘れなく。解除を忘れると7月30日に積立が開始してしまいます。
次に7月と8月の積立はポイント対象外となるため、9月29日が積立日です。土日を挟み10月2日の午前7時が円の払い戻し時間となります。
次も同様10月11月が対象外となるため、12月29日が積立開始日で払い戻しが1月2日の7時20分となります。(サマータイムが終了した火曜日のため)
上記は一例のため、あえて初回は7月に設定して7月31日積立、8月1日0時00分に円払い戻しの設定にしても問題ありません。
一例ではありますが、6月30日にした場合の初回スケジュールを以下にまとめました。参考にしてください。

いつ設定していつ円に戻すかは毎回ブログで告知はできないため、Twitterで発信するようにします。今のうちにフォロー(良ければ通知ONも)もお願いします→(@tomor1nn)
また、どの外貨を設定するかですが、これも基本的には前回と同じドルかユーロがお勧めです。2023年5月5日時点で1ユーロ約150円、1ドル約135円のためコストはそれぞれ83円、93円となり、ユーロが少し優勢です。誤差なのでどちらでも問題ありません。
以上が外貨自動積立の説明です。外貨自動積立自体をしたことがない人は前回のブログに詳細にまとめてますので是非見てください!
